 |
息子が小学校5年生の夏休みに私と一緒に沖釣りに行くことに成りました。(慶良間諸島に)めざすはグルクン釣りです。もちろん親子で沖釣りにいくのは始めてです、船酔いが気がかりでしたが息子は張り切っていました。
出航日の早朝、港近くのお店でおにぎり、パン、飲み物、船酔いの薬等を買い込み船乗り場にいきました。船長さんもグルクン釣りは楽しいですから、と励ましてくれました。
朝9時いよいよ出航です、慶良間諸島までは約一時間かかります。船の走行中は心地よい潮風と船が波を切って走る心地よいゆれで、はしゃいでいました。ところが漁場につきアンカーをおろしてしばらくすると、息子の船酔いが始まり、帰りたいといいだしました。 もちろん他のお客さんもいるのですぐ帰るわけには行かない。顔色は青ざめて苦しそうでした。
そうこうしている内グルクンの入り食いが始まりました。仕掛けを準備して息子に渡したところアタリがきて一生懸命リールを巻いているうちは、しばらくは船酔いを忘れたかのように元気になっていました。入り食いがおさまり釣れなくなると、再び船酔いでげぇげぇ吐き出しました。
その後は真夏の太陽が照りつけるなかまったく動かなくなりました。わたしも船酔いの経験がありますので、そのままそっとしておいた方が良いと思い、 部屋のなかえはつれていきませんでした。何故かというと船の部屋は風どうしもわるく、船の独特のニオイもあり気持ち悪くなりますので、船上で太陽の照りつける場所でも、程良い潮風に吹かれたほうがすこしはましですので。
この間は買ってきたおにぎり、パン等は一切口にせず(口にするのは冷えた水だけ)、船酔いとの戦いが続きました。
そして午後3時、アンカーを上げて船が走り出すと今まで青ざめていた顔が元に戻り元気にはしゃぎだしました。船酔いから解放された喜びとやがて帰れるという喜びで笑みがこぼれていました。そしてお父さん僕3匹釣ったよと誇らしげにはなす息子を見て、ほっとするバカ親でした。
|
|